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【PSVita】Re:BIRTHDAY SONG~恋を唄う死神~another record

PS Vita / PSP
05 /06 2017

ジャンル : 死後の世界で恋を唄うADV
メーカー :honeyBee
発売日 : 2016年12月22日
価格 : 通常版 6,800円 / 限定版 8,800円

攻略ページはこちら


私の攻略順は
アメ → シュン → カイリ → ヨル → ナミ先生



あらすじ


死後の世界、冥府(ネザーワールド)は未練を抱えたまま亡くなり天国にも地獄にもたどりつけなかった魂たちが住まう場所。

そんな冥府に辿り着いた主人公は、自分の前世も冥府へ辿り着いた理由も何一つ分からなかった。戸惑う主人公の目の前に降り立ったフクロウは優しく語り掛けた。

「自分の事がわからないんだね。大丈夫、何も心配しなくていいよ。
ここは迷える魂を迎え入れる場所。キミを新しい生徒として、ボクの学校に招き入れよう」


こうして死神養成学校へ入学することになった主人は立派な死神となるために学業に励むのであった。





主人公



ココロ(名前変更可)
※デフォルトネーム呼びなし、顔グラあり(消去不可)


17歳で死亡し冥府へ来た少女。記憶がなく上手くいかないことが多いものの、持ち前の明るさで厳しい困難にも立ち向かってゆきます。

明るい天然系キャラクターで分け隔てなく人と接する優しい性格。要領は悪いけれど自分で問題を解決していこうと努力する姿は好感が持てました。
その一方で、死神の実習では魂狩りを妨害する甘ちゃんっぷり。人が死ぬシーンでは決まって「なんとかして寿命を延ばしてあげられないの?」と言い始めるため、死神という仕事に対して責任感が無いように感じました。

名前の呼ばれ方は「おまえ、あなた、君、彼女」など。デフォルトネーム「ココロ」でもこの呼ばれ方です。
「転生エンド」ではその名の通り転生するのですが、主人公の名前が強制的に「心」になります。名前を変更していると精神的ダメージが大きいです(笑)





キャラクター




メインキャラクター声優メインキャラクター声優
カイリ福山潤ヨル前野智昭
アメ松岡禎丞シュン近藤孝行
ナミ諏訪部順一
サブキャラクター声優サブキャラクター声優
ゼン日野聡リッカ立花慎之介
ユユ五十嵐裕美ヒイロ西田雅一

攻略対象は全員優しい性格です。それぞれに現世での未練があり最初は多くを語ってはくれませんが、学校行事などで協力してゆくことでお互いの思いが通じあうようになります。
親に虐げられている攻略対象が2人、孤独な環境下にいる攻略対象が1人います。虐待などの描写が苦手な方はご注意を。


私が一番好きなのはアメ!




落ち着いていていつも冷静なのかと思いきや可愛い一面もあってそのギャップがもう…良い…(笑)
アメには特殊な力がありそのために他人と関わることを避けているのですが、自ら主人公や周りの人と打ち解けようと頑張る姿はとても勇敢で素晴らしかったです。






落胆する姿がまた可愛かった(笑)





ここがオススメ!


シナリオがしっかりしており目立った粗がなく良かったです。
恋愛面もきちんと描かれており、文化祭など学校行事をともに過ごしていく間にだんだんと仲が良くなっていきます。基本的には主人公の視点ですが一度攻略したルートでは攻略対象の視点での描写も追加されるので内容に深みが出て良かったと思います。


システムが非常に快適。スキップやロード、バックログ、次の選択肢までスキップすることも可能なのでサクサク読み進められて良かったです。
スチルがどれも綺麗で美しかったです。主人公も可愛く描かれていたので良かったです。





気になった点


攻略対象の「未練」について探り解決してゆくゲームでその内容については素晴らしいとも思えるのに、肝心な主人公の未練がくだらなさすぎます。

攻略対象たちの未練はある意味では主人公のせいとも言えるのに、主人公はというと「そんなことで転生始めたの?」と言いたくなるような内容。「うら若き乙女にとっては大事なことだった」というようなナレーションが入りますが、そんなもの次の人生でどうとでもなるじゃん、というような未練なのでここまでの舞台設定にするような内容でもないと思いました。主人公が超重要人物で特殊能力持ちなので尚更そう思ってしまいました。


また「転生エンド」について少々疑問がありました。
あるルートで主人公が「私は××(主人公の前世)じゃない、ココロです。ちゃんと私を見て!」と攻略対象に訴えかけるシーンがあります。しかしそれを言ってしまうと、全ルートにある転生エンドは別人の恋愛を見ていることになってしまうような…。主人公が幸せになれるならばなんでもありなのかな?


最後に、エンディング曲の選曲が悪いです。オルゴールの曲が流れしんみりしていたシーンの後で唐突に流れるロック?ヴィジュアル?系のエンディング。流していた涙も引っ込むほどでした。テンポが速いのでオープニングに持って来たらよかったんじゃないかなと思います。





ボリューム


ボリュームは普通。3~4日あればフルコンプ出来るかと思います。

各ルート11章ほど。終盤まではほぼ共通ルートのような感じですが、各キャラクターごとに主人公との思い出や喧嘩、仲直り、などがありイベントの内容も異なっているためそこまで金太郎飴のようには感じませんでした。

エンディングは各ルート3つずつ。(死神エンド、転生エンド、バッドエンド)
転生なんて魂同じな別人でしょという人には死神エンドがあるし、攻略対象を縛り付けるようで嫌だという人には転生エンドがあるし、どちらかは満足できる内容かなと思います。





総評


人生というのは「生と死」と隣り合わせなんだなと考えさせられるゲームでした。大事な人が亡くなってしまうと悲しくて仕方がありませんが、「次の人生への旅立ち」と思うと苦しい気持ちも少し和らぐような気がしますね。


各ルートでほろっと泣けることはありましたが号泣には至りませんでした。主人公と感覚が合わなかったからかなと思います。良かれと思って勝手に暴走することがままあったし。猪突猛進な感じなので、元気な子が好きな人には合うと思います。


そういえばナミ先生に関して謎だったことが。死神を消滅させる方法に「未練を晴らす」ことと「鎌で体を傷付ける」ことの2種類あるわけですが、主人公がナミ先生に殺されるバッドエンドがあるんですよね。さっさと転生しろってことなのかなーと思わなくもないですが、ナミ先生は主人公が冥府にやってくるのを待ち望んでいてやっと冥府入りさせたわけです。そんな主人公を殺すの??っていう。

また、アメのバッドエンドではフクロウ校長が「ナミ君の計画のために彼女が必要なんです」みたいなことを言うシーンがありますが、フクロウ校長って冥府重視といいますか、ほぼ冥府上層部と同じような考えだと思うんですよ。それなのにナミ先生に主人公をあてがうの?っていう…なんかよくわかりませんでした。

あと、サブキャラクター達の冥府入り理由が分からないのがちょっと残念でしたねー。先輩死神の2人、当て馬役のヒイロ君、主人公に偏見を持ってた女の子3人組、フクロウ校長とか。特に校長は…あの人(?)いったい何だったんだろう。未練ある魂は冥府入り、ということは未練あるフクロウだったの?人の言葉喋ってるから「フクロウになりたい」と思いながら死んだ元人間だったの?考えたら負けかな…(笑)

全体的には大きな矛盾などは感じられませんでしたが、上記のようにちょこちょこと疑問点や不満点がありました。とはいえ全体的に作りは丁寧だと思います。ファンタジー好きな人や学園ものが好きな人にオススメです。








総合結果
★3.6 (★5中)
世界観★★★★
シナリオ★★★★
システム★★★★
音楽・映像★★★
イラスト★★★★
キャラクター★★★★
ボリューム★★★
オススメ度★★★



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